やっと謎の湿疹の原因が判明!自家感作性皮膚炎ってなに、、!?
謎の湿疹の経過
前回の記事でお話しした通り、強いかゆみを伴う
謎の湿疹が全身(脚から、腕、首、お腹とお尻へ)に広がり、
病院に行くも治らない状態が続いていました。
※私の場合、顔への広がりは無く、首から上では耳だけ痒いという状況でした。
▼前回の記事
▼当時の症状がこちら
自家感作成皮膚炎かも!?
ネットで情報を探していると、自家感作性皮膚炎というものが私の症状にそっくりなことがわかりました。
自家感作性皮膚炎とは、、
体のある部位に生じた皮膚病変が細菌感染などによって急激に悪化し、離れた他の部位にまで紅斑や丘疹、膿疱などが現れる病気のことです。
これらの皮疹は全身に広がり、非常に激しいかゆみを生じるのが特徴です。
元となる皮膚病変としては、種々の皮膚炎、細菌や真菌感染、熱傷(やけど)などが挙げられます。
はっきりしたメカニズムはわかっていないそうですが、細菌感染などから、変成したたんぱく質や最近の成分が原因となり、全身にアレルギー反応を起こすという説があるそうです。
特徴は、
- 全身に強いかゆみを伴う、2~5mmほどの小さな丘疹(ブツブツした発疹)や紅斑(赤く盛り上がった発疹)が散在
- 四肢や体幹部、顔面、首にほぼ左右対称で出る
- 掻くと、新たな散布疹が広がる
といったことがあるそうです。
自家感作性皮膚炎は治るの、、?
ネットの情報や、皮膚科の先生によると、
治りづらい上に、時間がかかる。また、再発もしやすい。
とのことです。実際私も発症から半年が経っていますが、未だ完治はしていません、、。
基本的な治療方法は、抗ヒスタミンや抗アレルギー薬の内服と、
ステロイド剤の外用ということでした。
しかし、私の場合、2回の診察で処方された薬は、上記のものでしたが(病名はわかっていなかった)、あまり効果が見られませんでした。
自家感作性皮膚炎には効く、、!?
ネットを見ていると、”漢方”が良いという情報がありました。
漢方では、『皮膚は内臓の鏡』といわれ、体の内面を見直し改善していくことを大切と考えます。
まずは皮膚の熱が強ければ黄連解毒湯などにより炎症を抑え、滲湿液が見られれば竜胆瀉肝湯などにより湿熱を取り除き、痒みを緩和することを考えます。
漢方薬を飲んでいると、もととなった原発巣と広がった散布疹、両方の炎症が緩和してよくなることが多いですが、良くなっても再発しやすいため、炎症が緩和し痒みが減って来ても皮膚を強くして再発を防止することが大切です。
私は、藁にもすがる思いで、漢方の処方にも対応している病院へ行くことに。
自家感作性皮膚炎と診断を受ける
先生にこれまでの状況を話したところ、自家感作性皮膚炎で間違いないだろうとの
診断結果を受けました。
やっとはっきりした病名がわかり、安心するとともに治るのだろうか、、という不安も、、。
念のため、アレルギー検査を受けましたが、花粉とハウスダスト以外は問題なしでした。
これまでの薬にプラスして、漢方が処方され、様子をみることに。
徐々に良くなってきた!
漢方と抗ヒスタミンの薬を併用すること5日間。
徐々に湿疹が引いてきて、半袖を着ることもそこまで抵抗がなくなってきました。
この時期私は、薬だけでなく、食生活を見直すことも同時に行い、
また、体を温めると痒くなったので、激しいスポーツや、入浴は控えていました。
何が効いたのかはわかりませんが、治る希望が見えてきました。
しかし、まだかゆくなることも多く、掻くと広がるの繰り返しが続いています、、。
次の記事では、現在の詳しい状況と、私が気を付けた食べ物についてお伝えします。