湿疹によるかゆみは、食べ物で改善できる
自家感作性皮膚炎
私の湿疹の状況については、過去の記事をご覧ください。
中々治らない、強いかゆみを伴う湿疹。薬もあまり効かないとなると、どうすれば良いのか悩むことと思います。
この記事では、私が食生活からその湿疹を改善を試みた際に、
役に立った情報をご紹介します。
かゆみを発生させる/抑える食べ物がある。
皆さんは、ヒスタミンとはご存知でしょうか?
ヒスタミンとは、体内で腫れやかゆみを引き起こす物質であり、
私も、現在も病院で処方された抗ヒスタミン剤を内服しています。
ヒスタミンは、皮膚の肥満細胞から放出されますが、実はさまざまな食べ物にも含まれています。
ヒスタミンを多く含む食べ物は控え、肌に良い食べ物(ビタミンや核酸を多く含むものなど)を積極的に摂取する。
そうすることで、症状を和らげることに繋がると考えられます。
ヒスタミンを多く含む食材は?
以下は、私が本やサイトから集めた情報をまとめたものです。
人により、アレルギーのある食材があるとは思いますが、食材を選ぶ際の参考に少しでもなれば幸いです。
もちろん、これらを全部食べてはいけないというお話ではありません。
しかしかゆみを抑えるため、なるべく控えていくことが良いでしょう。
肌に良い食材は?
●それぞれのビタミンのはたらき
ビタミンA:乾燥から皮膚を守る働きにより、皮膚や角膜を正常に保つ栄養素
ビタミンB2:皮膚や粘膜の働きを助ける栄養素
ビタミンB6:タンパク質からのエネルギーの産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素
ビタミンC:皮膚や軟骨などの結合組織を構成するコラーゲンの合成に不可欠な栄養素
●核酸のはたらき
核酸は、新陳代謝を活発にし、臓器の老化を遅らせ、遺伝子の損傷を修復するはたらきがあります。
核酸を摂取すると、小腸の機能が活発化し、リンパ組織が活性化します。その結果、体外から侵入した異物を撃退する力が強まり、アレルギー反応を起こしにくくなると考えられています。
実は、私はこれまで3食コンビニ生活を送っていたため、食生活はひどいものでした。
湿疹がでるようになってから、上記のことを踏まえ、薬を併用しながら、食生活を改善したところ、症状にも変化がみられるようになってきました。
その他、私が注意していたこと
食材選び以外に注意していたことがあるので、ご紹介いたします。
●お酒を控える
私は、週3ほどお酒を人並み程度に飲む生活を送っていました。
湿疹が出始めてから、最初はなんとなく体に悪そうだからお酒はやめようと思っていたのですが、1日だけその場の雰囲気に負けていつも通りお酒を飲んだことがありました。
すると、体温が上がったせいか理由は定かではありませんが、かゆみが非常に強まりまってしまいました、、。(自業自得、、)
それ以降完全に断酒していましたが、現在はかなり症状が治まったので少量を飲んでいますが、以前ほどかゆくなることはなくなりました。
●保湿を入念におこなう
食事を気を付けることで、体内から皮膚の乾燥を防ぐことも大事ですが、
保湿をすることも非常に重要です。
なぜなら、肌が乾燥していると、衣類のこすれなどわずかな刺激に対しても敏感になり、かゆみを感じやすくなってしまうからです。
私は、セラミド機能成分の入ったボディークリームを塗っていましたが、
そのほかにもワセリンなど自分に合った保湿剤を探すことをお勧めします。
また、室内の乾燥対策として、加湿器など利用していくことも良いでしょう。
●ストレスを溜めない
ストレスが原因で湿疹がでてしまうケースもあり、こちらも重要であると考えます。
湿疹が中々治らなかったり、ひどくかゆかったりで、通常よりストレスが強くかかってしまう方が多いと思います。
また、湿疹のことが頭から離れず、他のことに集中できなっかったりと日常生活に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。
わたしも実際そうでした。
しかしある日、考えてもイライラしても治らないのだから、
開き直るしかない、と思ってからは気持ちが少し楽になったので、そういった開き直りも大事かもしれません、、
地道ですが、日常生活において1つ1つのことを気をつけていくことが
回復の一番の近道だと思います。
また、症状の直接的な原因がある場合は、それを突き止め
対策を打っていく必要があるでしょう。
やっと謎の湿疹の原因が判明!自家感作性皮膚炎ってなに、、!?
謎の湿疹の経過
前回の記事でお話しした通り、強いかゆみを伴う
謎の湿疹が全身(脚から、腕、首、お腹とお尻へ)に広がり、
病院に行くも治らない状態が続いていました。
※私の場合、顔への広がりは無く、首から上では耳だけ痒いという状況でした。
▼前回の記事
▼当時の症状がこちら
自家感作成皮膚炎かも!?
ネットで情報を探していると、自家感作性皮膚炎というものが私の症状にそっくりなことがわかりました。
自家感作性皮膚炎とは、、
体のある部位に生じた皮膚病変が細菌感染などによって急激に悪化し、離れた他の部位にまで紅斑や丘疹、膿疱などが現れる病気のことです。
これらの皮疹は全身に広がり、非常に激しいかゆみを生じるのが特徴です。
元となる皮膚病変としては、種々の皮膚炎、細菌や真菌感染、熱傷(やけど)などが挙げられます。
はっきりしたメカニズムはわかっていないそうですが、細菌感染などから、変成したたんぱく質や最近の成分が原因となり、全身にアレルギー反応を起こすという説があるそうです。
特徴は、
- 全身に強いかゆみを伴う、2~5mmほどの小さな丘疹(ブツブツした発疹)や紅斑(赤く盛り上がった発疹)が散在
- 四肢や体幹部、顔面、首にほぼ左右対称で出る
- 掻くと、新たな散布疹が広がる
といったことがあるそうです。
自家感作性皮膚炎は治るの、、?
ネットの情報や、皮膚科の先生によると、
治りづらい上に、時間がかかる。また、再発もしやすい。
とのことです。実際私も発症から半年が経っていますが、未だ完治はしていません、、。
基本的な治療方法は、抗ヒスタミンや抗アレルギー薬の内服と、
ステロイド剤の外用ということでした。
しかし、私の場合、2回の診察で処方された薬は、上記のものでしたが(病名はわかっていなかった)、あまり効果が見られませんでした。
自家感作性皮膚炎には効く、、!?
ネットを見ていると、”漢方”が良いという情報がありました。
漢方では、『皮膚は内臓の鏡』といわれ、体の内面を見直し改善していくことを大切と考えます。
まずは皮膚の熱が強ければ黄連解毒湯などにより炎症を抑え、滲湿液が見られれば竜胆瀉肝湯などにより湿熱を取り除き、痒みを緩和することを考えます。
漢方薬を飲んでいると、もととなった原発巣と広がった散布疹、両方の炎症が緩和してよくなることが多いですが、良くなっても再発しやすいため、炎症が緩和し痒みが減って来ても皮膚を強くして再発を防止することが大切です。
私は、藁にもすがる思いで、漢方の処方にも対応している病院へ行くことに。
自家感作性皮膚炎と診断を受ける
先生にこれまでの状況を話したところ、自家感作性皮膚炎で間違いないだろうとの
診断結果を受けました。
やっとはっきりした病名がわかり、安心するとともに治るのだろうか、、という不安も、、。
念のため、アレルギー検査を受けましたが、花粉とハウスダスト以外は問題なしでした。
これまでの薬にプラスして、漢方が処方され、様子をみることに。
徐々に良くなってきた!
漢方と抗ヒスタミンの薬を併用すること5日間。
徐々に湿疹が引いてきて、半袖を着ることもそこまで抵抗がなくなってきました。
この時期私は、薬だけでなく、食生活を見直すことも同時に行い、
また、体を温めると痒くなったので、激しいスポーツや、入浴は控えていました。
何が効いたのかはわかりませんが、治る希望が見えてきました。
しかし、まだかゆくなることも多く、掻くと広がるの繰り返しが続いています、、。
次の記事では、現在の詳しい状況と、私が気を付けた食べ物についてお伝えします。
突然の原因不明の湿疹
はじめまして。
敏感肌のOLです。
半年ほど前から、突然、強いかゆみを伴う湿疹ができていた際、
なかなか情報が無く、苦労したことから、こちらの記事を書いております。
人によって、原因や治る方法も異なると思いますが、少しでもご参考になればと思います。
※ちなみに現在、私の湿疹はまだ完治はしておりませんが、徐々に良くなっています。
初期症状
最初は、膝から下に小さな湿疹が出来始め、その頃は虫刺されか、何かにかぶれたのだろう、と気に留めていませんでした。
しかし、1週間が過ぎたころーーー
かゆみが非常に強くなり、ひざ下全体に、湿疹が広がっていました。
その時の湿疹の特徴としては、
- 痒みが強く、掻くと見た目が悪化する
- 蚊に刺されたような ポツポツが広がっている
- 痒いときの波がある
といったものでした。
皮膚科で診察を受ける
仕事に集中できないほど痒くなり、近所の皮膚科に行くことに。
湿疹などは原因の特定が難しいようで、とりあえず抗ヒスタミン剤とステロイドの塗り薬を処方され、1週間様子を見てみることに。
しかし、薬を塗ってもあまり痒みが収まらず、日中は市販の薬を塗っていました。
私が使用していたのは下記の軟膏ですが、人それぞれ合う合わないがあると思うので、あくまでも参考程度に。
こちらは、塗ると少しだけ痒みを抑えることが出来ました。
太もも、腕にも湿疹が広がる
診察から1週間後には、太ももや腕にも湿疹が広がっていました。
以下はその時の写真です。
申し訳ないのですが、背景が散らかっていたので切り取っております。
掻くと広がっているようなので、掻かないようにしていましたが、寝ている間など、どうしても掻いてしまい、ひどくなる一方でした。
痒くて寝つきも悪く、保冷剤で冷やしたり、体を温めないようにしていましたが、
それでも非常につらいものでした。
再び病院へ
初診から1週間がたち、再び同じ病院(診察してくださった先生は異なった)に行きました。
やはり原因がわからないようで、同じ効能の薬が処方され、様子見ということでした。
しかし、薬を飲んでも一向に、、
治らない、、!悪化してく、、!
そんな状況だっため、時間があればネットで湿疹について調べまくり、
効きそうな食べ物や、自分に似た症状を探しました。
次の記事では、私がその中で私が実践したものや、経過についてお話いたします。